「浄土真宗本願寺派宗学院」は、1924(大正13)年に創設され、宗門の礎である真宗教学の研鑽を行うとともに、教学の中心となるべき学者を輩出してきました。
浄土真宗の根本聖典である『顕浄土真実教行証文類』をはじめとして、その他の宗祖の著作をも学び、さらに印度・中国・日本の仏教思想をその分野の権威が教授するという内容になっております。加えて院生に対する個人指導も行われ、その中から博士論文を提出する院生も多数おります。
また、2002(平成14)年度から「宗学院別科」を設け、広く宗学に志を有する僧侶を対象に「安心論題」「三経七祖教義」「仏教概論」「本典概説」等を開講しております。各講義は、いずれも1年あるいは2年で完結するように進められており、たくさんの方が複数年にわたって受講されております。なお、別科では聴講の制度も設けており、真宗他派の僧侶の方にも門戸を開いております。また、令和3年度より多くの方に受講していただけるようオンラインによる受講方法も新設しております。
宗学院において、教学の研鑽を深めていただきたく、多くの方々の応募をお待ちしております。
履修期間 研究生3カ年
本典・観経四帖疏・天台学の講義、本典講録研究、特別講義、共同研究
※上記科目の他に各講師による演習(研究指導)があります。
・本 典 | 深川宣暢 | 勧学 |
・観経四帖疏 | 森田眞円 | 勧学 |
・天台学 | 淺田恵真 | 勧学 |
・本典講録 | 宗学院研究員 |
下記の期間における火曜日・水曜日
・ 4月23日(火) |
~ | 6月26日(水) |
・10月 1日(火) |
~ | 11月27日(水) |
・ 1月21日(火) |
~ | 1月29日(水) |
宗学院教場(旧門徒会館内1階)
研究生 若干名
浄土真宗本願寺派の僧侶で、次のいずれかに該当する者
①龍谷大学大学院博士課程単位取得者(真宗学・仏教学)あるいは同等の学力を有する者
②浄土真宗本願寺派輔教
奨学金を支給
①在院2年以内に浄土真宗本願寺派学階輔教を取得
②毎年、研究報告論文を提出
③全国学会にて研究発表(1回以上)
下記書類を宗学院宛に提出してください。
①願書並びに履歴書
※直接請求もしくは、宗学院ホームページから取得してください。
②研究計画書(2,000字程度)
③最終学歴の成績証明書、および修了証明書(「博士課程履修による依願退学証明証」あるいは、「大学院在院証明証」でも可)
④研究業績表(1論文につき200字以内の要旨を添付)
2024(令和6)年4月1日(月)―必着―
書類審査および面接試験
※試験の日時、会場等詳細については、書類審査通過者宛に郵送にて通知いたします。
①判定結果および入学手続きについては、本人宛に郵送にて通知いたします。
②審査および判定に関する問い合わせには応じることができません。
〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下ル
浄土真宗本願寺派宗務所 勧学寮内 宗学院事務室宛
TEL 075-371-5181(代)
FAX 075-371-3187